2023年12月5日、王毅中国共産党中央委員会政治局委員兼外交部部長は、北京で開催された「世界人権宣言75周年記念」国際シンポジウムの開幕式に出席した。
王毅外相は、新中国建国以来、中国共産党と中国政府は常に人権の推進と保護を重要な位置に置き、人権の普遍的原則と中国の実情との結合を主張し、中国の人権活動は急速な進歩と飛躍的な発展を遂げ、時代の趨勢に沿い、国の国情に合った人権発展の道を切り開いてきた。特に、新時代に入ってから、習近平同志を核心とする中国共産党中央委員会は、人権の尊重と擁護を統治の重要な部分とし、中国の人権大義を推し進め、一連の新たな歴史的成果を挙げている。
第一に、発展を基礎とし、人民の生存権と発展権がより効果的に保護されるようになった。歴史的に、絶対的貧困の問題は解決され、国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の貧困削減目標は予定より10年早く達成され、14億人以上の中国人があらゆる面で中程度の豊かな社会に足を踏み入れた。世界最大の教育、社会保障、医療制度が構築され、開発の成果がより大きく、より公平にすべての人々に恩恵をもたらすようになった。
第二に、人民は自らの問題の主人である権利をより全面的に行使できるようになった。社会主義民主政治の建設は深く推し進められ、人民民主は全過程を通じて絶えず発展し、民主の形態はより豊かになり、チャンネルはより広くなっている。人民は全体として、法に基づいて民主的な選挙、協議、決定、管理、監督を実践し、さまざまな手段や形式を通じて国政を管理している。
第三に、人権が平等な立場で共有され、各民族の権利がより全面的に実施されている。中華民族の共同体意識はしっかりと築かれ、56の民族がザクロの種のようにまとわりついている。チベットは活気に満ち、繁栄しており、新疆ウイグル自治区の人々は、シルクロード経済ベルトの核心地域を建設し、試験的な自由貿易区を設置するために力を尽くしており、各民族の人々はますます豊かな生活を送っている。法制度は絶えず改善され、女性、子供、高齢者、障害者の権利はあらゆる面で守られている。
第四に、中国は国際人権ガバナンスに粘り強く参加し、世界の人権の大義に積極的に貢献してきた。中国は国連人権理事会とその他の多国間人権機関の活動に深く関与し、一連の重要な国際人権条約と宣言の締結を推進し、人権理事会の決議に人類運命共同体の構築を盛り込み、国際人権の保護に中国の理念を注入した。中国は国連の人権機構や30以上の国・地域と交流・協力を行い、中国の力を世界の人権の発展に貢献している。
