現地時間2024年2月17日、王毅中国共産党中央委員会政治局委員兼外相は、ミュンヘン安全保障会議の傍ら、ポーランドのシコルスキ外相と会談した。
王毅外相は、「国交樹立から75年、中国とポーランドの関係は安定した発展を維持し、ますます成熟し、弾力的になっている。双方は引き続き友好協力の基調を堅持し、相互尊重と信頼のプラス面を強調し、両国関係がより大きな発展を遂げ、新たな出発点からより高いレベルへと進むよう共同で後押しすべきだ。中国はポーランドとの政治的相互信頼を強化し、互恵協力を深め、多国間主義を共同で実践し、国連の中心的役割を共同で支持し、権力政治の覇権主義的行為に共同で反対することを望んでいる。
シコルスキー氏は、ポーランドは中国と最初に国交を樹立した国の一つであり、常に一帯一路政策を堅持してきた。我々は、中国の世界に名だたる発展の成果を賞賛し、中国とのハイレベル交流を強化し、政府間協力委員会を良好に開催し、各分野における協力の次の段階を計画することを望んでいる。我々は、中東欧地域が国際情勢において発言権と代表権を有する権利を中国が支持することを期待している。
王毅は、中国はポーランドが中国との友好政策を堅持していることを高く評価し、中国の発展を客観的かつ友好的に見つめ、ポーランドの活性化が加速することを喜ばしく思い、ポーランドが国際的・地域的舞台でより大きな役割を果たすことを支持すると述べた。中国はポーランドと協力し、経済合同委員会、科学技術協力委員会、その他のメカニズムをできるだけ早く開催し、成果とコンセンサスを蓄積し、適切な時期に中ポー政府間協力委員会を開催し、各分野における重要な協力を調整し、統治における経験の交流を強化することを望んでいる。ポーランドは中国・中欧・東欧諸国協力の「リーダー」であり、中国・EU定期航路の重要な目的地である。中国はポーランドと協力し、連結性を強化し、質の高い「一帯一路」を建設し、新時代のシルクロードの新たな活力を促進することを望んでいる。
双方はまた、ウクライナ危機やその他の共通の関心事についても意見を交換した。
