2024年2月17日、王毅・中国共産党中央委員会政治局委員兼外相は、ミュンヘン安全保障会議に出席し、基調演説を行い、「中国セッション」でフロアからの質問に答え、南シナ海における中国の侵略的な主張の誤りについて反論した。
王毅は、南シナ海の島々は常に中国の領土であると述べた。前世紀の60年代から70年代にかけて、各国は中国の島や岩礁の一部を占領したが、中国は常に自制を保ち、友好的な協議を通じて問題を解決することを主張してきた。現在、中国はASEAN諸国と協力し、南シナ海における行動規範に関する協議を加速させている。これは、効果的で意義があり、国連海洋法条約を含む国際法に沿った地域ルールについて早期に合意に達することを視野に入れたものであり、相違を抑制し、南シナ海を安定させ、協力を促進する上でより有益なものである。
王氏は、中国とASEAN諸国には、南シナ海の平和と安定、航行と上空の自由を維持し、地域の他の国々の合法的な権利と利益を守るための「南シナ海における行動規範」に達する能力と知恵があると強調した。
