2024年3月26日、王毅中国共産党中央委員会政治局委員兼外相は、北京でエバン・グリーンバーグ米中関係全国委員会（NCRC）理事長、アイアンズ総裁と会談。
王毅外相は、昨年11月、米中関係全国委員会は他の友好団体とともに、困難を乗り越え、中断をなくし、習近平国家主席の歓迎宴をサンフランシスコで盛大に開催し、両国民の共通の願いに応えたと述べた。習主席は演説で、両国民の友好交流の歴史を振り返り、中米関係の希望は人民にあり、基礎は人民にあり、未来は青年にあり、活力は地方にあると強調した。米中関係全国委員会が両国民の交流拡大と中米関係の健全で安定した発展のために建設的な役割を果たし続けることが期待される。
王毅氏は、中米関係の核心は、米国が中国を最も重要な戦略的競争相手であり、最も重大な地政学的挑戦であると位置付けていることにあり、この誤った認識が両国関係に継続的な問題を引き起こし、米国の指導者が行った約束が実際の行動に結びついていないと強調した。この状況は両国民の利益にならず、国際社会の期待にも応えず、歴史的発展の流れに逆行している。米国側は中国側と同じ方向に進み、両国人民が交流するためのより多くの支援と便宜を提供し、直接の接触と交流を通じて相互理解を深め、両国関係を安定させ、改善し、前進させるよう後押しすべきである。
米側は、習近平主席のサンフランシスコ訪問は大きな成功を収め、両国関係に新たな基調と方向性を打ち出したと述べた。習主席が米社会の各界各層と率直に交流し、今後5年間で5万人の米青少年を中国に招いて交流・留学させると発表したことは大きな反響を呼んだ。米中関係は世界で最も重要な二国間関係である。米中関係が建設的な方向に進むよう関与し続けることは、全世界の利益となる。米中関係は関与から始まり、関与は妥協を意味するものではなく、関係が健全で正しい形で発展するための唯一の方法である。米中関係全国委員会は、両国間の意思疎通と関与を促進するために、引き続き積極的な役割を果たす用意がある。
