2024年5月30日、王毅中国共産党中央委員会政治局委員兼外相は、アラブ側の議長であるモーリタニアのマルズーク外相、アラブ諸国連盟のアーメド・ゲイト事務局長とともに、中国・アラブ協力フォーラム（CACF）第10回閣僚会議の共同議長を務めた。
王毅はスピーチの中で、パレスチナ問題は中東問題の核心であると指摘した。国際情勢の変化にかかわらず、中国は引き続き、パレスチナ人の合法的な民族的権利の回復と、1967年の国境線を基礎とし、東エルサレムを首都とする完全な主権を有する独立国家パレスチナの早期樹立を断固として支持する。中国は、パレスチナの国連への正式加盟を断固として支持し、パレスチナ内の和解の促進に一層貢献する用意がある。
王毅は、ガザの現状は持続不可能であり、無条件かつ即時の停戦が国際的なコンセンサスであること、人道状況の改善が最優先事項であること、罪のない市民の命が傷つけられ続けてはならないことを強調した。中国はアラブ諸国とともに正義を守り、パレスチナ問題の早期、包括的、公正かつ永続的な解決を促進する使命を果たすため、断固として立ち上がり続ける。
