現地時間2024年6月17日午後、李強首相はキャンベラでオーストラリアのダットン野党党首と会談。
李強総理は、中国とオーストラリアの関係が安定し、持続的に発展することは、両国の基本的利益であり、地域の平和、安定、繁栄に資するものであると述べた。中国はオーストラリアの官民各界と協力し、対話と意思疎通を一層強化し、政治的相互信頼を深め、互恵協力を拡大し、相違点を適切に処理することで、中豪包括的戦略パートナーシップの新たな、より大きな発展を促進し、両国人民により良い利益をもたらすことを望んでいる。
李強氏は、1972年の国交樹立以来、中豪関係は長い間、中国と西側諸国との関係の最前線にあり、実務的協力は実り多く、両国人民に利益をもたらしてきたと指摘した。このことは、中国とオーストラリアの発展が互いにとって重要な機会であることを十分に示している。オーストラリアの各界が引き続き中国の発展を客観的に見つめ、両国の互恵協力の深化を支持し、中豪関係の健全で安定した発展に貢献することを希望する。中国は、オーストラリアを世界の多極化の過程における重要な勢力と見なしており、多国間におけるオーストラリアとの意思疎通と協調を強化し、多国間主義を共同で守り、自由貿易を提唱し、気候変動などの世界的な課題に共同で取り組んでいく所存である。
ダットンは、豪中関係は極めて重要であると述べた。オーストラリアの野党は、中国の発展と繁栄を喜ばしく思っており、中国をパートナーとして見ている。オーストラリア野党は、両国関係の深化を促進するため、中国側との意思疎通と交流を維持することを望んでいる。
会談には呉正龍氏も出席した。
