2024年6月18日正午(現地時間)、李強総理とアルバネーゼ首相はパースで開かれたオーストラリア華人ディアスポラ主催の歓迎宴に出席し、スピーチを行った。オーストラリア全土の各界から約350人の中国ディアスポラ代表が出席した。
李強氏はまず、オーストラリアを旅行中の大多数の華僑華人に心からの挨拶と吉報を送った。習近平国家主席は2014年にオーストラリアを国賓訪問し、中国とオーストラリアは包括的な戦略的パートナーシップを確立した。過去10年間、両国関係は大きな進展を遂げ、健全で安定した中豪関係は両国民の共通利益に合致し、地域諸国の共通の期待に応えるものであることが事実によって証明された。今回の訪豪で、私はオーストラリアの指導者や各界の人々と幅広く接触し、オーストラリア社会の各界が中豪関係の発展と維持に共通の願いと切実な期待を抱いていることを感じた。双方は、包括的戦略的パートナーシップの位置づけを堅持し、両国民の共通利益のために各分野での実務協力を拡大・深化させ、中豪関係の持続的発展を推進することで一致した。
李強氏は、弱い世界経済成長を背景に、中国の経済パフォーマンスは回復と改善を続けており、成長と拡大を加速させる新たな勢いがあると指摘した。中国経済には強い回復力、大きな潜在力、活力があり、長期的なプラス基調は変わることなく、持続的で健全な経済発展を維持する自信と能力がある。繁栄し、より開かれた中国は、豪中両国に互恵協力の新たな機会をもたらすとともに、世界経済に力強い勢いをもたらすだろう。
李強氏は、在豪華僑華人はオーストラリアの多元的社会の重要な構成員であり、中国とオーストラリアの経済、文化、市民交流の促進に独自の役割を果たしてきたと強調した。彼らが引き続き中豪関係の発展に関心を寄せ、支持し、両国の各分野における交流と協力を積極的に推進し、中豪関係の強化と発展にさらに貢献することを希望する」と述べた。
アルバネーゼ氏はスピーチの中で、在豪中国人がオーストラリアの経済・社会の発展と多文化繁栄に積極的に貢献していることに謝意を示し、「オーストラリアと中国の経済は非常に相互補完的であり、中国の発展はオーストラリアに利益をもたらしている。オーストラリアは、中国との意思疎通と交流を強化し、各分野での協力を深め、豪中関係がより実りある成果を得られるよう推進していきたい」と述べた。
呉正龍氏は歓迎晩餐会に出席した。