2024年7月24日、外務省のデイライト対外安全保障局長は、モスクワで開催されたBRICSテロ対策作業部会第9回会合に部局間代表団を率いて出席した。
日照部長は、現在の国際・地域テロ対策情勢に関する中国の見解を紹介し、中国のテロ対策に関する主な懸念を明らかにし、BRICS諸国のテロ対策協力強化のための具体的な提案を行い、BRICS諸国が団結・協力し、グローバルな安全保障イニシアティブを実施し、BRICSテロ対策協力の成果をさらに促進し、国際の平和と安全の維持に共同でより大きく貢献するよう呼びかけた。
今回の会合は、BRICS拡大後初の作業部会である。会議の議長はロシアが務めた。インド、南アフリカ、ブラジルのほか、エジプト、エチオピア、イラン、アラブ首長国連邦など新旧BRICS加盟国の代表が出席した。この会合に先立ち、中国はBRICSテロ対策作業部会(De-Extremisation Sub-Working Group)の会合を主催した。