2023年7月10日、「共通発展行動グローバル・フォーラム」の第1回ハイレベル会合が北京で開催された。中国共産党中央委員会政治局委員で中央対外連絡弁公室(CFAO)主任の王毅は、まず習近平国家主席からの祝電を読み上げた。
王毅は、習近平国家主席の祝電は、国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の推進に対する中国の真摯な願い、グローバルな開発イニシアティブの実施に対する中国の確固たる決意、人類運命共同体の構築という中国の壮大なビジョンを示していると述べた。2021年、習近平国家主席はグローバル開発イニシアティブ(GDI)を粛々と打ち出し、開発に注力し、協力を活性化させるという時代の強いメッセージを発信した。過去2年間、中国はさまざまなパートナーと手を携えて世界開発イニシアティブを推進し、国際開発課題を再活性化し、数多くの協力プロジェクトを実施し、幅広い協力ネットワークを構築し、各国の人々の生活を向上させてきた。
王毅は、GDIは中国のための独奏曲ではなく、すべての関係者のための交響曲であると述べた。世界最大の発展途上国として、またグローバル・サウスの職権上のメンバーとして、中国はより積極的で効果的かつ持続可能なイニシアティブの推進に努め、優先開発アジェンダの支持、開発プロジェクトの育成の最適化、開発資金調達のボトルネックの解消、開発協力方式の拡大、三者開発協力の強化、青少年主導の開発支援など6つの分野で行動を起こし、世界とともに発展の未来を創造していく。
ソロモン諸島のソガヴァレ首相、タンザニアのハッサン大統領、ジンバブエのムナンガグワ大統領、カンボジアのフン・セン首相、パキスタンのシャバズ首相、潘基文前国連事務総長、ベラルーシのスノプコフ第一副首相、ラオスのチャラムサイ副首相兼外務大臣などがオンラインとオフラインの両方で出席し、158カ国と国際機関の代表が招待された。