現地時間2月18日、王毅中国共産党中央委員会政治局委員兼外相は、ニューヨークで開催された国連安全保障理事会（UNSC）のハイレベル会合で議長を務めながら、グローバル・ガバナンスの改革と改善に関する中国の見解について詳しく述べた。
王毅外相は、80年前、中国の代表が国連憲章に初めて厳粛に署名し、中国の筆で世界史の彩り豊かな1ページを記した。中華人民共和国が国連の正統な議席を回復して以来、われわれは一貫して、グローバル・ガバナンスに絶えず中国的貢献をしてきた。中国の習近平国家主席が提唱した人類運命共同体構築構想、世界発展イニシアティブ、世界安全保障イニシアティブ、世界文明イニシアティブは、グローバル・ガバナンスを改革・改善するための中国の提案である。
王毅は、我々は平和と安全のためのグローバル・ガバナンスを追求していると指摘した。平和と安全保障問題で最も優れた実績を持つ主要国として、中国は平和的発展の道を歩み、平和的手段によって紛争と相違を解決し、ホットスポット問題の解決推進に建設的な役割を果たすことを主張する。中国の「ブルー・ヘルメット」は国連平和維持活動において重要な力となっており、世界平和への希望を照らしている。
われわれは共通の発展のためにグローバル・ガバナンスを推進する。中国は最大の発展途上国として、質の高い発展を重視し、ハイレベルな開放を揺るぎなく拡大することで、150以上の国と地域の主要貿易パートナーとなっている。中国は包括的な経済のグローバル化を提唱し、「一帯一路」の高品質な建設を推進し、すべての国の繁栄と発展に重要な貢献をしている。
われわれは開放的で包摂的なグローバル・ガバナンスを提唱する。長い歴史を持つ古代文明として、中国は常に調和と多様性を信じ、万物を受け入れ、文明の多様性を尊重し、全人類共通の価値観を推進し、広い心で異なる文明間の交流と対話、平和共存、和諧共存を推進し、人類文明の進歩に新たな活力を注入してきた。
私たちは、多国間かつ協力的なグローバル・ガバナンスを実践します。中国は国連の創設メンバーとして、真の多国間主義を率先して実践し、これまでにほとんどすべての普遍的な政府間組織と600以上の国際条約と改正案に加盟し、国連が国際問題で中心的な役割を果たすことを支持し、国連の大義に絶えず貢献している。
