2023年7月4日、中華人民共和国外交部の楊暁坤人権特別代表とスイス連邦外務省平和人権局のロエベ副局長は、スイスのベルンで第12回中国・スイス人権対話を共催した。中央統一戦線工作部、司法部、スイス連邦内務省、司法総局、経済事務局の代表が参加した。
対話の中で、中国側は人民を中心とする人権概念について詳しく紹介し、中国式現代化、全過程における人民民主、生態環境保護、グローバル人権ガバナンスへの積極的参加などの概念の成果を紹介した。新疆、チベット、香港に関する問題は人権問題ではなく、中国の主権、安全、領土保全に関する問題であると指摘した。スイス側は人権問題を口実に中国の内政に干渉することをやめるよう要求した。中国側は対話の中で、人種差別、司法の誤謬、難民・移民・弱者の権利侵害など、スイス側の人権問題を指摘した。
双方は、今回の対話が理解を深め、相違点を管理するという期待された成果を達成したと考えている。