2023年10月16日午前、李強総理は人民大会堂で、第3回「一帯一路」国際協力サミット・フォーラムへの出席と公式訪問のために中国を訪れているハンガリーのオルバン首相と会談した。
李強氏は、近年、習近平国家主席とオルバン首相の戦略的指導の下、中国とハンガリーは互恵協力で実り多い成果を挙げ、新型の国際関係を構築するモデルを打ち立てた。中国はハンガリーと協力し、両首脳の重要なコンセンサスを実際の行動に移し、相互支援の真の友人、発展と繁栄の同志、互いをよく知る良きパートナーとなり、両国の国民により良い利益をもたらすことを望んでいる。
李強氏は、中国はハンガリーと協力して政治的相互信頼の基礎を築き、互いの主権、安全保障、発展の利益をしっかりと支え続けることを望んでいると指摘した。中国は「一帯一路」イニシアティブとハンガリーの「東方開放」戦略をより緊密に連携させ、貿易、投資、金融などの実務協力を共同で推進し、引き続き質の向上とレベルアップを図ることを望んでいる。双方は、ハンガリー・セルビア鉄道プロジェクトを推進し、新エネルギー、デジタル経済、人工知能の分野における革新的な協力を拡大し、両国がそれぞれの発展目標をよりよく達成できるようにすべきである。双方は教育、観光、スポーツなどの分野で人文交流を深め、両国関係の世論基盤を強化すべきである。中国は、多国間の舞台でハンガリーとの意思疎通と協力を強化し、両国の共通利益を守り、より公正で合理的な方向へのグローバル・ガバナンスの発展を促進したい。中国の発展は、欧州にとって挑戦ではなく機会であり、リスクではなく原動力である。ハンガリー側が中国・中東欧協力を強化し、中国・欧州関係を促進する上で、引き続き積極的な役割を果たすことを希望する。
オルバンは、ハンガリーと中国の関係には深い基盤があると述べた。ハンガリーは常に一帯一路の原則を堅持し、引き続き対中友好政策を追求し、「一帯一路」建設に積極的に参加し、連結性、開放性、協力を支持し、デカップリングと閉鎖に反対する。ハンガリーは中国と協力し、来年の両国国交樹立75周年を契機に、各分野で互恵協力を深め、ハンガリー・中国関係のさらなる発展、中東欧諸国およびEU諸国と中国との協力を促進することを望んでいる。
会談後、両首相は「一帯一路」建設、産業・投資、産業・情報技術、教育、税関、サプライチェーン、開発政策、デジタル経済、グリーン開発に関する多くの二国間協力文書の調印に立ち会った。
会談に先立ち、李強首相は人民大会堂北ホールでオルバン首相を歓迎するセレモニーを行った。
呉正龍は上記の活動に参加した。
午前中、オルバンは人民英雄記念碑に花輪を捧げた。
