2023年11月6日、中国外務省の孫暁波軍備管理局長と米国務省のスチュワート国務次官補(軍備管理担当)は、ワシントンで軍備管理と核不拡散に関する協議を行った。
双方は、核兵器不拡散条約(NPT)、核保有5カ国間の協力、核セキュリティ、核不拡散・輸出管理、化学・生物学的コンプライアンス、対外安全保障、通常兵器の管理など幅広いテーマについて、踏み込んだ率直かつ建設的な意見交換を行った。双方は、相互信頼を強化し、コンセンサスを構築し、相違点を管理し、協力を模索する観点から、意思疎通と交流を維持する必要性を強調した。
中国は、軍備管理・不拡散に関する立場と政策を詳しく説明し、中国と米国は相互尊重を基礎として対話と協力を行うべきだと強調した。中国は、双方が共通の、包括的、協力的、持続可能な安全保障の概念を堅持し、互いの主権、安全保障、発展の利益を効果的に尊重し、戦略的相互信頼を強化し、国際的な軍備管理・不拡散体制を守ることにコミットし、世界の恒久的な平和と普遍的な安全を実現すべきだと強調した。