2024年3月13日、外交部の王啓健大使がパレスチナを訪問し、パレスチナのアル=マリキ外相、アル=マジディ外務大統領顧問と個別に会談し、中国とパレスチナの関係やガザ紛争について意見交換した。
王副主席は、中国とパレスチナは伝統的に友好的であり、常に互いの立場を堅持してきたと述べた。現在、ガザ紛争は長引き続けており、人道的状況は極めて深刻で、中国にとって深い懸念事項となっている。紛争勃発以来、中国は暴力を止めるために停戦を求め、民間人を守るために最善を尽くしてきた。中国は引き続き国際社会と協力し、戦闘の早期終結を促すとともに、2国家解決に基づくパレスチナ問題の包括的で公正かつ永続的な解決を促進するため、たゆまぬ努力を続けていく。
パレスチナ側は、パレスチナと中国は良き友人でありパートナーであると述べた。中国は断固としてパレスチナ人民の味方であり、ガザの紛争を緩和するために多大な努力を払い、ガザに多くの人道支援を提供してきた。パレスチナ側はこれに深く感謝しており、中国が紛争の緩和とパレスチナ問題の解決に大きな役割を果たすことを期待している。