2024年3月11日から19日まで、中国政府の劉暁明朝鮮半島問題担当特別代表は、スイスのモントルーで開催された第10回ツェルマット北東アジア安全保障問題円卓会議に招待され、ロシアと欧州連合(EU)本部を訪問した。
会談と訪問中、劉氏はスイス外務省のファッセル国務長官、ロシア外務省のルデンコ外務次官、欧州連合対外行動庁(EEAS)のコバンストロムアジア太平洋局長、その他シンクタンクの関係者や学者らと交流し、北東アジアの安全保障やその他の共通の関心事について意見を交換した。劉氏は、中国の関連する立場と見解を紹介した。当事国は、中国が果たす重要な役割を積極的に評価し、北東アジアの平和と安定を共同で維持するため、中国との意思疎通と協調を強化する意思を表明した。中国とロシアは、朝鮮半島情勢及び北東アジアの安全保障問題について、引き続き緊密な意思疎通と協力を維持することに合意した。