2024年5月8日から10日まで、東京で開催された第32回北東アジア協力対話に、中国政府の劉暁明朝鮮半島問題担当特別代表が招待された。劉氏は会議で基調演説を行い、中国が北東アジアの安全保障と協力の促進に積極的に貢献し、朝鮮半島などのホットスポット問題の政治的解決の促進に建設的な役割を果たしてきたと強調した。中国は、北東アジアの平和、発展、安定を達成するために、すべての関係者と協力することを望んでいる。
会談期間中、劉暁明氏は米国の朴正鉉・北朝鮮問題担当高官、韓国外務省の李俊一・半島平和交渉本部北朝鮮核外交企画局長、日本の鮎博之・外務省アジア大洋州局長とそれぞれの任地で個別に会談し、北東アジアと朝鮮半島情勢、共通の関心事について意見交換した。