現地時間2023年7月13日、王毅・中央外交部(CFAO)部長は、ASEAN外相、ASEANオブザーバー、ASEAN事務総長が出席する中国・ASEAN(10+1)外相会議(ジャカルタ)に出席。
王副主席は、中国とASEANは東南アジア友好協力条約(TAC)の目的と原則を積極的に実践し、各方面で互恵協力を拡大し、長期的な善隣友好、共同発展、繁栄の正しい道を順調に歩んできたと述べた。双方は手を携えて運命共同体の建設を推進し、手を携えて「一帯一路」を建設し、手を携えて地域経済統合を推進し、手を携えて平和と安定の基礎を強化する。中国は質の高い発展を約束し、中国式の近代化によってすべての国に新たなチャンスを提供し、ASEANとの連帯と協力を強化し、手を携えてアジアの近代化プロセスを推し進めたい。習近平国家主席の近接、誠意、好意、寛容の理念に沿って、中国は協力して中国・ASEAN包括的戦略パートナーシップを推し進め、地域の平和と繁栄に新たな貢献をしていく。
両当事者は、中国がASEANの中心性と共同体構築を支持していることに感謝し、中国が率先して東南アジア非核兵器地帯(SEANWFZ)条約の議定書に署名する意思を表明したことを高く評価した。両氏は、ASEANと中国の包括的戦略パートナーシップが新たなレベルに達し、新たな成果を達成し続けることを期待している。
会議は、中国の東南アジア友好協力条約(TAC)加盟20周年に関する共同声明と、南シナ海における行動規範の締結を促進するための指針に関する文書を採択した。
会議期間中、王毅はインドネシア、ブルネイ、シンガポール、ベトナム、ロシア、オーストラリアの外相と会談した。