現地時間2023年7月13日、王毅・中央外交部(CFO)部長はジャカルタでウォン・インイン豪外相と会談した。
王毅外交部長は、「双方の共同努力により、中豪関係は安定し、改善し、発展してきた。双方が国交樹立の初心を堅持し、正しい付き合い方を堅持する限り、中豪関係は良好に発展することができ、またそうすべきであると、事実が改めて証明した。方向性が正しければ、それを堅持すべきであり、後戻りすることはおろか、横道にそれることもあってはならない。双方は現在の良好な勢いを維持・強化し、中豪関係が着実に、堅固に、遠くまで続いていくようにすべきである。我々は両国首脳のコンセンサスを実行に移し、あらゆる分野、あらゆるレベルでの交流と協力を再開し、相互理解と信頼を強化すべきである。中国とオーストラリアは高度に相互補完的な経済と巨大な協力の潜在力を有しており、オーストラリア側が中国企業のオーストラリアでの投資・事業に対し、公平、公正かつ差別のないビジネス環境を提供することを希望する。双方は互いを尊重し平等に接し、相違を適切に処理し、相互理解と感謝の友好的な雰囲気を醸成し、両国の国民により具体的な利益をもたらすべきである。
黄英賢氏は、国交樹立以来50年以上にわたり、オーストラリアと中国は広範な関係を築き、各分野の協力において目覚ましい成果を上げてきたと述べた。良好な豪中関係は双方の利益であり、オーストラリアは引き続き、国交樹立当初の精神に基づき、相互尊重、対等な協力、率直なコミュニケーションを堅持し、両国の利益を守り、豪中包括的戦略的パートナーシップの更なる発展を推進していく」と述べた。