現地時間2023年7月13日、ジャカルタで開催された東アジア協力シリーズ外相会議(EACFM)に出席した王毅・中央外交部(CFO)部長は、現在の情勢下、地域諸国は地域の平和と安全に関わる3つのネガティブな動きに特に警戒すべきだと強調した。
第一に、いわゆる「インド太平洋戦略」の域内への浸透が加速し、ASEANの中心性とASEANを中核として確立された実績ある地域協力体制が損なわれることを警戒すべきである。
第二に、NATOがこの地域に介入し、冷戦的な考え方や陣営間の対立を持ち込み、この地域の国々が長年の努力によって達成した平和と安定を損なおうとしていることに警戒しなければならない。
第三に、我々は、南シナ海問題を利用して地域問題に介入し、地域諸国の団結と協力を挑発し、弱体化させる治外法権勢力に警戒しなければならない。