2023年7月19日午前、李強首相は国賓訪問で中国を訪れたアルジェリアのテッベン大統領と人民大会堂で会談した。
李強総理は「中国とアルジェリアは高い相互信頼を持つ良き友人であり、誠実な協力をする良きパートナーであり、連帯する良き兄弟である。国交樹立以来65年間、両国は常に互いを尊重し、対等に接し、互いの核心的利益と重大な関心事に関わる問題でしっかりと支え合い、各分野の交流と協力は深化を続け、より実践的なものとなり、国家間交流のモデルを築いた。昨日、習近平主席と国家主席は会談を行い、中国とアラブ関係の次の段階の青写真を共同で作成した。中国はアラブ側と協力し、両国の国家元首の戦略的指導の下、双方の各分野における友好協力を新たな段階へと推進する用意がある。
李強は、中国はアラブ側が国家主権、独立、領土保全を守り、自国の国情に沿った発展の道を歩み、アフガニスタンの内政に対する外部勢力の干渉に反対することを断固として支持し続けると指摘した。双方はインフラ建設など伝統的な分野での協力をより現実的なものにし、ウィンウィンの協力をよりよく実現し、情報技術、デジタル経済、新エネルギー自動車、宇宙衛星など新興分野での協力をより大きなものにし、発展途上国間のハイテク協力のモデルを作り上げ、保健、教育、観光など人文交流と協力をより深いレベルに引き上げ、両国民の向上につなげるべきだ。中国はアルジェリアが国際・地域問題でより大きな役割を果たすことを支持し、アルジェリアと手を携えて真の多国間主義を実践し、一国主義と覇権主義に反対し、中国、アルジェリア、発展途上国一般の共通利益を擁護することを望んでいる。
テベンは、中国はアルジェリアの良き友人であり、双方は常に互いを支持し、助け合っており、中国とアルジェリアの協力はいかなる制限も受けない。アルジェリア側は、一帯一路の原則と中国の主権と領土保全の擁護を支持し、中国の発展経験から学び、投資、鉱物、建設、工業などの分野で中国との協力をさらに深め、国際・地域問題での協調・協力を強化し、中・アルジェリア関係とアフリカ・中国関係の発展に新たな展望を切り開き、新たな勢いを注入することを望んでいる。
呉正龍は会議に出席した。