2023年7月19日午前、韓正副主席は北京でジョン・ケリー米大統領特使(気候問題担当)と会談した。
気候変動への対処は中米協力の重要な側面であると韓副主席は述べ、両首脳のバリ会議のコンセンサスを実行に移し、習近平国家主席が提唱した相互尊重、平和共存、ウィンウィンの協力の3原則に従い、各分野での中米の交流と協力に有利な環境を作る必要があると付け加えた。気候変動は人類の持続可能な発展に関わっており、中国は責任ある大国として、質の高い発展という固有の要求に基づき、新発展理念を実施し、気候変動に積極的に対応することを主張してきた。中国は、互いの核心的関心を尊重し、十分な意思疎通と交流を基礎として、最大の共通項を模索するために米国と協力し、パリ協定の綿密な実施を促進し、気候変動などの地球規模の課題への対応に新たな貢献をすることを望んでいる。
ケリー氏は、米国と中国は世界のトップ2の経済大国であり、気候変動協力において多くの努力を行ってきたと述べた。我々は、ドバイで開催される国連気候変動会議の前向きな成果を促進するため、中国と高いレベルで協力していきたい」と述べた。