習近平、イランのリーヒ大統領と会談

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現地時間8月24日午前、習近平国家主席はBRICS首脳会議の傍ら、ヨハネスブルグでイランのライシ大統領と会談した。

習近平主席は、イランがBRICSの一員となったことを祝った。習主席は、すべての関係者の共同の努力により、BRICS首脳会議は加盟国拡大を決定したが、これは歴史的な出来事であると強調した。新メンバーはいずれも重要な影響力を持つ国であり、世界に大きな影響を与えると考えられる。中国は、BRICSやその他の多国間プラットフォームにおいてイランとの協力を強化し、多国間主義の健全で力強い発展を促進することを望んでいる。

習主席は、今年2月のイラン国家主席の訪中が成功裏に終わった後、両国の各部門が、われわれが到達したコンセンサスを実施する機会を捉え、前向きな成果を収めたと指摘した。中国とイラン、サウジアラビアの共同の努力の下、イランとサウジアラビアが和解を実現し、中東の安全と安定を促進したことをうれしく思う。中国は、イラン側と友好を固め、相互信頼を深め、相互の核心的利益の問題について引き続き支持し合い、中国・イラン包括的戦略的パートナーシップを推進し、より多くの成果を達成する用意がある。

イランは、中国がイランをBRICSの正式メンバーにしたことを高く評価し、感謝していると述べた。これは、イラン・中国関係の発展に新たな勢いを与えるものであり、多国間プラットフォームにおける両国間の協力強化に資するものであり、習近平国家主席の「世界発展構想」、「世界安全保障構想」、「世界文明構想」の実施をよりよく進めることに資するものである。習近平国家主席がイランとサウジアラビアの対話と和解の促進に重要な役割を果たしていることに感謝する。BRICSの拡大は、一国主義が下火になりつつあることを示している。イラン・イスラム共和国は、イランと中国の包括的戦略的パートナーシップを深化させることを固く決意しており、中国と協力して両国の包括的戦略的協力をさらに強化し、「一帯一路」構想の構築における協力を積極的に推進していく所存である。

会談には蔡奇と王毅が出席した。

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