現地時間2023年9月7日午後、李強首相は東アジア協力首脳会議の傍ら、ジャカルタで韓国の尹錫烈大統領と会談した。
李強総理は、昨年のG20バリサミットの際、習近平国家主席と大統領は中韓関係について深い意見交換を行ったと述べた。中国は韓国と協力し、両国首脳の重要なコンセンサスを履行し、国交樹立の本来の精神を堅持し、政治的相互信頼を高め、干渉を排除し、前進することで、中韓関係を推進し、時代の流れに乗り遅れず、両国人民により良い利益をもたらし、地域の平和、安定、発展、繁栄を促進することを望んでいる」と述べた。
李強は、双方は善隣友好の一般的な方向性を堅持し、各分野での交流と協力を引き続き深め、手を携えて困難な課題に対処すべきだと指摘した。共通の利益を拡大し、中韓FTA交渉の第2段階を加速させ、ハイテク、グリーン、低炭素協力の新たな成長点を開拓し、産業チェーンのサプライチェーンの安定を共同で維持し、協力のケーキを拡大し続け、相互利益とウィンウィンの成果を達成する。われわれは互いの核心的利益と重大な関心事を尊重し、中韓関係の全体的状況を守るべきである。中国は朝鮮半島の南北が和解と協力を推進することを一貫して支持し、半島の平和と安定の維持を一貫して提唱しており、平和の説得と会談の推進に引き続き尽力する。
尹錫娥氏は、杭州で開催されるアジア競技大会の完全な成功を祈るとともに、韓中関係は過去30年にわたって大きな発展を遂げ、両国と両国民に恩恵をもたらしてきたと述べた。韓国は中国と協力し、あらゆるレベルで意思疎通と対話を強化し、経済、貿易、人文などの分野で交流と協力を深め、多国間主義と自由貿易を実践することで、韓中関係の安定的で健全な発展を推し進め、世界の平和と繁栄を促進したい。韓国は、韓中日の三国間協力を推進するため、中国側との協調を強化していく所存である。
会談には呉正龍氏らが出席した。