李強、グテーレス国連事務総長と会談

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現地時間2023年9月7日午後、李強総理は東アジア協力首脳会議の傍ら、ジャカルタでグテーレス国連事務総長と会談した。

李強総理は、現在の国際情勢は変化と混乱が絡み合っており、情勢が深刻であればあるほど、国際社会は団結して協力し、この難局に立ち向かう必要があると述べた。われわれは共通の、包括的、協力的で持続可能な安全保障の概念を確立し、開放的で包摂的な発展の概念を堅持し、経済問題を汎安全保障化、汎政治化する慣行に共同で抵抗すべきである。我々は、グローバル経済ガバナンス・システムの改革を強化し、国際金融機関における途上国の代表性と発言力を効果的に高め、「共通の行動と公正な負担」の原則に従い、途上国の債務問題を積極的かつ着実に解決すべきである。気候変動に対処するための国際協力は、国連気候変動枠組条約とそのパリ協定の枠組みの下で、「共通だが差異ある責任」の原則に従い、着実に推進されるべきである。

李強は、習近平主席が人類運命共同体の構築と「一帯一路」構想を提唱してから今年で10周年になると指摘した。近年、習近平主席は「世界発展イニシアティブ」、「世界安全保障イニシアティブ」、「世界文明イニシアティブ」も提唱し、世界の発展とガバナンスの問題に対する中国の解決策を提供してきた。中国は国際問題における国連の中心的役割を引き続きしっかりと支持し、国連と協力して人類運命共同体の構築を推進する用意がある。

グテーレス総書記は、複数の課題に直面する中、各国は団結し、相互信頼を高め、世界経済の分断を防ぎ、世界的な課題に共同で取り組むべきだと述べた。中国は国際アジェンダの推進に重要な役割を果たしている。国連は中国との対話と協力を強化し、国際経済ガバナンス・システムの改革を推進し、発展途上国が食糧安全保障、公衆衛生、気候変動などの課題に対処するための十分な資源を獲得できるよう支援し、持続可能な開発のための2030アジェンダの達成に貢献したい」と述べた。

呉正龍は会議に出席した。

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