現地時間2023年9月10日午前、李強総理はインドのニューデリーで開催された第18回G20首脳会議（第3回）に出席し、スピーチを行った。
李強総理は、今回の会議のテーマは「一つの未来」であると述べた。人類の文明の歴史を通じて、より良い未来への願望は、良い時代であろうと悪い時代であろうと、常に人類を前進させてきた道標であった。現在、世界の発展は複雑で変化の激しい困難な時期にあり、困難な時ほど、未来への信念を強め、未来への期待を高め、より先を見据え、困難や課題に積極的に対処することが重要である。
李強は、現在をよくやってこそ、よい未来が待っていると指摘した。G20メンバーは模範的な役割を果たし、具体的なことから始め、現在において良い仕事をするよう努力すべきである。現在、最も差し迫った問題は開発である。我々は、開発をマクロ経済政策協調の中心に据え、より実際的な協力メカニズムを確立し、貧困削減、資金調達、気候変動、食料・エネルギー安全保障といった開発課題によりよく取り組むために、開発途上国を支援する具体的な行動をとるべきである。我々は、真の多国間主義を実践し、開発のためのグローバル・パートナーシップを構築し、共通の開発のための安全で安定した国際環境を創出すべきである。
各国首脳は、G20は、包摂的で持続可能な、人間中心の開発を促進するための国際協力を推進し、人工知能などのデジタル技術の応用が人類の幸福を高めることを確実にするために、その責任とコミットメントを示すべきだと述べた。
サミットは、G20首脳ニューデリー・サミット宣言を採択した。
午前中、李強と各国首脳はマハトマ・ガンジーの墓に向かい、花輪を捧げた。
呉正龍らが会議に出席した。
