2023年10月18日、第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの閉幕に際して、王毅中国共産党中央委員会政治局委員兼外交部部長は同フォーラムのプレスセンターで中国国内外の記者と記者会見を行い、サミットフォーラムの重要な成果を紹介し、質問に答えた。
王毅外相は、今回のフォーラムで打ち出された最も野心的なビジョンは、世界の近代化を達成するために協力することだと述べた。近代化を実現することは、世界のすべての人々の共通の願いであり、当然の権利である。一帯一路」イニシアティブは、共通の発展のための開かれたプラットフォームを構築し、多くの発展途上国が近代化のペースを加速させるのを助けた。習近平国家主席はこのフォーラムで初めて、平和的発展、互恵協力、共同繁栄のために、すべての国が手を携えて世界を近代化するべきだと提案した。この壮大なビジョンは、人類生活共同体の構築というコンセプトに沿ったものであり、「一帯一路」の共同建設に向けた質の高い努力の方向性を明確に定義するものである。世界の人々が手を携えて進める世界の近代化は、人類史上最も壮観な姿となるだろう。
習近平国家主席は、中国が単独で近代化を追求するのではなく、膨大な数の発展途上国とともに近代化を目指すことを明らかにした。習近平国家主席は開幕演説で、中国が市場アクセスをさらに拡大し、国有企業、デジタル経済、知的財産権、政府調達などの分野で改革を深化させ、より多くの国とFTAや投資保護協定を交渉・締結すると発表した。世界最大の市場としての中国の潜在力は引き続き発揮されるだろう。中国の金融機関は、科学的根拠に基づき、「一帯一路」建設プロジェクトを支援するための新たな人民元融資窓口を設置する。中国はまた、あらゆる関係者と協力して、プロジェクト協力を通じて現地の雇用を促進し、1,000件の小規模生活支援プロジェクトを実施する。我々は、これらの主要なイニシアティブの実行が、世界各国の近代化により大きな推進力と広い空間を提供すると確信している。
