2023年11月6日午後、習近平国家主席は人民大会堂で南アフリカのマシャティル副大統領と会談した。
習主席は、今年は中国と南アフリカの国交樹立25周年に当たり、両国関係は「黄金時代」に入ったと指摘。今年8月、私は南アフリカを4度目の国賓訪問し、ラマフォサ大統領と全会一致で、中国と南アフリカは高度な相互信頼を持つ戦略的パートナー、共通の進歩を遂げる発展パートナー、互いをよく知る友好的パートナー、正義を守るグローバルパートナーであるべきだと決定した。中国は南アフリカと協力し、中国・南アフリカ包括的戦略的パートナーシップの内容を絶えず充実させ、両国関係を新たな段階に推進する用意がある。
習主席は、中国が南アフリカが国情に即して現代化の道を模索することを支持し、南アフリカと協力して政治的相互信頼の基礎をさらに強化し、互恵協力の水準を高めることを望んでいると強調した。中国は南アフリカ及びその他のアフリカ諸国と協力し、アフリカの工業化、農業近代化、人材育成を支援する中国の3つのイニシアティブ及び「一帯一路」の高品質な建設のための8つの行動を実施し、高水準で、人に優しく、持続可能な協力プロジェクトを数多く創出し、中国・アフリカ協力の戦略的かつ持続可能な性質を高め、中国・アフリカ間のハイレベルな運命共同体の構築を推し進めることを望んでいる。双方はBRICS諸国において引き続き緊密に協力すべきだ。双方は引き続きBRICSメカニズムの中で緊密に協力し、発展途上国間の連帯と協力を強化し、発展途上国に有利なグローバル・ガバナンス・システムの発展を促進すべきである。
マシャティル氏は、今年8月に習近平国家主席が南アフリカを公式訪問し成功を収めたことで、南中国の伝統的な友好関係がさらに強固なものとなり、今後の関係発展に強い勢いがついたと述べた。ラマフォサ大統領が習近平国家主席に最高の栄誉を授与したことは、習近平国家主席の南中友好促進への多大な貢献に対する南アフリカ国民の高い認識と評価を示すものである。南アフリカは、自国の発展戦略と中国の「一帯一路」構想との接点を強化し、引き続き各分野での実務協力を深めることを望んでいる。南アフリカは、発展途上国の利益の保護と世界平和の促進に対する中国の貢献を高く評価し、BRICSやその他の多国間メカニズムの中で中国との協力を引き続き強化することを希望する。
王毅は会議に出席した。