習近平国家主席は2023年11月16日正午（現地時間）、サンフランシスコで開催されたAPEC首脳非公式対話・実務昼食会に出席した。
習近平主席は、持続可能な発展が現在の世界的な問題を解決するための黄金の鍵であると指摘した。近年、APECは2040プトラジャヤ・ビジョンを深く実施し、生物循環型グリーン経済のためのバンコク目標を精力的に実施し、世界のグリーンで持続可能な成長に積極的に貢献してきた。現在の状況下において、我々はさらにコンセンサスを構築し、世界の持続可能な開発という大義にさらなる推進力を与えるべく、行動を集中させるべきである。
第一に、国連「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の実施を加速させるべきである。我々は、開発をグローバル・アジェンダの中心にしっかりと据え、誰もが開発を重視し、すべての国が協力のために協力すべきであるという政治的コンセンサスを構築すべきである。中国はグローバルな開発イニシアティブを提唱し、開発赤字に対処するために国際社会における相乗効果の形成を促進するために積極的な努力を行ってきた。
第二に、われわれはグリーン開発と変革の新たな道を切り開く。エネルギー、産業、運輸構造の転換とアップグレードを推進し、炭素削減、汚染削減、グリーン化と成長を相乗的に推進し、労働力の公正な移行と質の高い雇用の促進を調整し、経済と環境が両立できるグローバルな家庭を構築する。
第三に、気候変動への対応においてグローバルな相乗効果を構築すべきである。気候変動枠組条約をグローバルな気候ガバナンスの主要なチャンネルとして位置づけ、共通だが差異ある責任の原則を堅持し、それぞれの国情に照らして科学的な方法で気候目標を策定する。資金調達、能力構築、技術移転の分野で途上国の懸念に対処し、条約とパリ協定の完全かつ効果的な実施を促進する。
習近平国家主席は、中国が新発展の理念を深く実践し、包括的なグリーンで低炭素な経済・社会転換を推進し、人類と自然が調和して共存するグローバルホームの建設に持続的に貢献していることを強調した。中国は、グリーンな「一帯一路」の建設を推進し、グリーンインフラ、グリーンエネルギー、グリーン交通などの分野での協力を引き続き深化させ、気候変動への対応における南南協力のための特別基金を通じて、途上国の能力構築のレベルアップを支援する。中国は、すべての関係者と手を携えて、グローバルな開発共同体とクリーンで美しい世界の構築により大きく貢献する用意がある！
会議は、ジョー・バイデン米国大統領が議長を務め、「持続可能で、気候的で、公正なエネルギー転換」をテーマに行われた。
王毅は会議に参加した。
