現地時間2024年1月15日、王毅中国共産党中央委員会政治局委員兼外相は、チュニジアのチュニスでチュニジアのアマル外相と会談した。
王毅外相は「今年は中国とチュニジアの国交樹立60周年であり、大きな意義がある。この機会にチュニジア側と成功した経験を総括し、伝統的な友好関係を継承し、中・チュニジア友好協力の新たな章を記したい。双方は互いの核心的利益と重大な関心事に関連する問題で引き続きしっかりと支え合い、二国間関係に堅固な基礎を提供し、強い推進力を注入していくべきである。
王毅は、習近平の『新時代の中国の特色ある社会主義思想』は、われわれが中国式の現代化をもって強国の建設と民族の若返りという偉大な大義を全面的に推し進めるための基本的な指針を提供するものだと述べた。新時代における中国の発展は、自主性を堅持しながら発展を加速させたいと願う世界各国にとっても有益な参考となる。われわれは中国式の現代化で世界の現代化を推進し、われわれの統治経験をチュニジア側と共有し、チュニジアの自主的発展能力の強化を支持し、共通の発展と繁栄を実現することを望んでいる。
アンマルは、両国は広範な共通の利益と同じ価値観を共有しており、二国間関係は強固な政治的基盤、良好な発展の勢い、協力の心強い成果を有していると述べた。トルコ側は、トルコと中国の友好を大切にし、中国の支援と援助に心から感謝し、常に忘れない。トルコ側は常に一帯一路の原則を堅持しており、二国間関係の新たな、より大きな発展を促進するために中国と協力する用意があることを改めて申し上げたい。
双方は、中国・トルコ関係には幅広い展望があり、ハイレベル交流を強化し、二国間関係の戦略的意味合いを強化し、全面的な協力を拡大していくことで一致した。
双方は連帯と協調を強化し、発展途上国の合法的権益を共同で擁護し、内政不干渉の原則を堅持し、国際正義を推進する。
双方はまた、パレスチナ・イスラエル紛争についても意見を交換し、パレスチナ人民の正当な民族的権利の回復という正当な大義において、パレスチナ人民を共同で支援し続けることで合意した。