王毅、セルジオ・セズール仏外相と会談

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現地時間2024年2月17日、王毅中国共産党中央委員会政治局委員兼外相は、ミュンヘン安全保障会議の傍らで、セルジオ・セルジュルネ仏外相と会談した。

王毅外相は、現在の中仏関係は良好な発展の勢いを維持していると述べた。少し前、両国は中仏国交樹立60周年を厳粛に祝った。60年前、中仏は冷戦の氷を打ち破り、率先して国交を樹立し、対話と協力の国際パターンを正しい方向に押し進めた。冷戦意識が復活し、両陣営の対立の危険性が高まる中、中仏は世界に影響力を持つ独立自主の大国として、対話と協力を強化し、平和で安定した、平等で秩序ある多極化世界の形成に向けて協力し、中仏関係の次の60年を前向きにスタートさせるべきだ。

王氏は、中国はフランスとのハイレベル交流を維持し、戦略、経済、財政、人文科学に関する三大高官級対話の新たな会合を準備し、議会交流を強化する用意があると述べた。中仏国交樹立60周年と文化観光年を契機に、人文交流に新たなブームを巻き起こし、両国民の相互理解と友好を増進し、直行便を増便し、人的交流を促進する。中国はパリ五輪の開催においてフランスを支持する。中国とフランスは実務協力で実り多い成果を収め、双方はドッキングを強化し、協力の潜在力をさらに発揮させ、フランス側が引き続き「フランスの農場から中国の食卓へ」のメカニズムを有効に活用し、フランスの高品質農産物の中国への輸出をより促進することを歓迎する。我々は、フランス側がフランスにおける中国企業の発展のために、公平で透明性があり、有利なビジネス環境を提供することを希望する。中国とフランスはともに多国間主義を支持しており、互いの多国間イニシアティブを支持すべきである。我々は、フランス側が中国・EU関係の健全で安定した発展において建設的な役割を果たすことを希望する。

セルジーヌ副首相は、フランスと中国が国交樹立60周年を迎えることは非常に意義深いことであり、フランス側はこの機会にハイレベルの交流を強化し、経済・貿易、人文科学、観光、新エネルギー、気候変動への対応、生物多様性の保護などの分野での協力を拡大していきたいと述べた。フランス側は、一帯一路政策を堅持し、戦略的自主権を主張し続け、「デカップリングと断鎖」に反対することを改めて表明した。

双方はまた、一連の国際・地域問題についても意見を交換した。

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