2024年3月27日、趙楽際・全国人民代表大会（全人代）常務委員会主席は、海南省ボアオで、ボアオ・アジアフォーラム（BFA）評議会、一部の諮問委員会、戦略的パートナー企業の代表と一堂に会し、中国と外国の企業家の代表と懇談した。
同フォーラム理事会代表との会談の中で、趙楽済氏は、「アジアと世界：共有される課題、共有される責任」をテーマとする今年の同フォーラム年次総会は、国際社会の一般的な懸念に応えたものであり、非常に実際的な意義があると述べた。今日の世界では、多くの課題や危機が絡み合い、重なり合っている。困難な時代であればあるほど、コンセンサス、団結、協力を構築することがより重要になる。中国は、その新たな発展により、世界により多くの新たな機会を提供するだろう。中国はこれまで通り、ボアオ・アジアフォーラムの発展を支持し、同フォーラムがアジアを基点に世界と向き合い、革新の原則を守り、独自の特色を打ち出し、開放的で包摂的であり、共通の発展を追求し、アジアと世界の平和と発展により大きく貢献することを願っている。
潘基文議長をはじめとする参加者は、習近平国家主席の人類運命共同体構築構想や一連のグローバル・イニシアティブを高く評価し、フォーラムの発展と各界の団結・協力に貢献する意思を表明した。
中国と外国の企業家の代表との討論の中で、趙氏は、中国の改革開放と経済建設への積極的な参加に謝意を表し、中国にはメガ市場、産業システム、人材、イノベーションの面で優位性があり、制度面でも重要な優位性があり、長期にわたって上昇を続けている中国経済の基本は変わっていないと述べた。中国は包括的な経済のグローバル化を提唱し、あらゆる形の一国主義や保護主義に反対し、自国の発展と他国の発展を密接に結びつけることを望んでいる。中国は、ハイレベルな対外開放を拡大するための一連の新たな措置を講じており、あらゆる国のパートナーを心から歓迎している。中国全国人民代表大会は、法制度のレベルで中国と外国との互恵協力を引き続き推進し、企業の合法的権益を保護し、より高いレベルでの対外開放を推進していく。
企業家らは経済のグローバル化と自由貿易への支持を表明し、中国経済の発展の見通しを楽観視し、積極的に市場を拡大し、相互利益とウィンウィンの成果を達成することに意欲を示した。
