2024年3月29日、習近平国家主席とカザフスタンのトカエフ大統領は、中国での2024年「カザフスタン観光年」開幕式に祝電を送った。
習近平国家主席は、中国とカザフスタンは良き隣人、良き友人、良きパートナーであり、両国民は数千年の友好交流があり、共に古代のシルクロードで文明交流と相互理解の美しい詩を書いたと指摘した。この10年余り、両国は「一帯一路」建設を協力の主要路線として推進し、各分野で実り多い成果を挙げ、両国人民に恩恵をもたらし、中国とカザフスタンのシルクロード沿いの千年の友好関係を活性化させてきた。
習主席は、文化交流と観光協力は中国とカザフスタンの人々の重要な架け橋であり、つながりであると強調した。近年、両国間の人文協力は増加傾向にあり、相互ビザ免除協定の発効、互いの文化センター設立協定の調印、ルバン工作室の設立、青少年交流のほか、人的交流もますます緊密化し、両国人民の友好基盤はますます強固になっている。昨年、トカエフ大統領と私は共同で、2024年を「中国におけるカザフスタン観光年」と宣言した。私は、両国がこの年を契機に観光協力を深め、人的交流を強化し、千年の友好を継続し、手を携えて中国・カザフスタン関係の新たな「黄金の30年」を築き、中国・カザフスタン運命共同体の構築に新たな貢献をすることを願っている。
トカエフ氏は祝電の中で、カザフスタンと中国は友好的な隣国であり、政治的相互信頼は深まり続け、各分野での協力は実り多いものであり、新たな「黄金の30年」における両国関係の構築に尽力していると述べた。カザフスタンには長い歴史と文化があり、多くの名所があり、美しい自然景観があり、温かく親切な人々がおり、中国人観光客にとって最も人気のある観光地になることができる。カザフスタン側は、「観光年」に向けて一連の活動を企画し、中国人観光客のカザフスタンに対する理解を深め、カザフスタンと中国の世代を超えた友好関係をさらに強固にし、両国間の恒久的な包括的戦略パートナーシップに新たな強力な推進力を注入する。
同日、中国文化観光省とカザフスタン観光スポーツ省が共同で主催する「カザフスタン観光年2024」が北京で開幕した。