2024年5月28日、王毅中国共産党中央委員会政治局委員兼外相は、中国・アラブ協力フォーラム第10回閣僚会議に出席するために来日したスーダンのフセイン外相と北京で会談した。
王毅外相は、中国とスーダンは伝統的な友好関係にあると述べた。今年は両国の国交樹立65周年に当たり、情勢の変化にかかわらず、中国とスーダンの友好関係の発展に対する中国の立場は揺るぎない。中国はスーダンが主権、独立、領土保全を守り、国内の平和と安定を達成し、自らの国情に合致し、自らの手で未来と運命を切り開く発展の道を模索することを支持する。中国は国際社会に対し、スーダン問題の解決に有利な外的条件を提供するよう求め続ける。
王副首相は、中国がスーダンの中国・アラブ協力フォーラムへの積極的な支持と参加を高く評価しており、今回の閣僚会議を契機に中国とアラブ諸国との関係のさらなる発展を促進する用意があると強調した。中国はまた、スーダンを含むアフリカ諸国と協力して今年のFOCACサミットを開催し、中国とアフリカのハイレベル運命共同体の構築に貢献することを望んでいる。
フセイン大統領は、中国の開発における偉大な功績に深い賞賛を表し、スーダンの発展に対する中国の強力な支援に心から感謝の意を表した。フセイン氏は、スーダンは一帯一路の原則を堅持し、自国の核心的利益と重大な関心事に関連する問題では常に中国側をしっかりと支えてきたと強調した。スーダンは中国・アラブおよび中国・アフリカ協力フォーラムを非常に重視しており、フォーラム建設への中国の貢献に感謝し、2つの重要なフォーラムの枠組みの中で、スーダンと中国の各分野における実務協力を深めていきたい」と述べた。