2024年5月30日、中国・アラブ諸国協力フォーラム第10回閣僚会議に出席した王毅外相(中国共産党中央委員会政治局委員、外相)は、第1回中国・アラブ首脳会議が開催されて以来、習近平国家主席とアラブ諸国指導者の指導の下、中国・アラブ運命共同体の建設は明らかな進展を遂げ、中国・アラブ関係は史上最良の時期に入ったと述べた。
まず、国家元首外交の主導的役割を十分に発揮し、中国とアラブの戦略的相互信頼はますます深まっている。双方はハイレベル交流を拡大し続け、互いの核心的利益と重大な関心事をしっかりと支持している。中国と包括的戦略パートナーシップや戦略的パートナーシップを構築したアラブ諸国は14カ国に増え、アラブ地域は中国の戦略的パートナーが最も集中する地域の一つになった。
第2に、中国とアラブ地域は第1回首脳会議の成果を積極的に実行に移しており、中国とアラブの実務協力はますます現実的になっている。一帯一路」プログラムはアラブ22カ国で「完全カバー」を達成し、中国は後発開発途上国の98%の製品に関税ゼロを実施し、アラブ側のために各分野で3400人以上の専門家を養成した。中国とアラブの実務協力の「8つの共通行動」は実を結びつつある。
第三に、文明交流と相互理解を共同で推進し、中国とアフガニスタンの人々はますます親密になっている。中国とアラビアは共同で「世界文明構想」の実施に関する共同声明を発表し、「第1回中アラブ青少年発展フォーラム」などの人文交流が好評を博し、アラブ諸国の家庭に中国の映画、テレビ番組、書籍が紹介されることが増え、「中国語」と「アラビア語」が流行するようになった。中国語は流行しつつある。
王毅氏は、中国がアラブ側と力を合わせ、手を携えて前進し、中国とアラブの運命共同体の建設において、道の陽光を良い行動とし、良い仕事をし、青写真を結果とし、ビジョンを現実とし、中国とアラブ関係のより良い未来を創造することを望んでいると強調した。