2024年5月31日、中国共産党中央委員会政治局常務委員で国務院副総理の丁学祥が、北京で開催された中国・マレーシア外交関係樹立50周年記念レセプションに出席し、スピーチを行った。
丁雪祥氏は、中国とマレーシアの伝統的な友好関係には長い歴史があると指摘した。国交樹立以来50年間、双方は友好関係を揺るぎなく発展させ、善隣、互恵・ウィンウィン、交流・相互理解、連帯・協力の原則を一貫して堅持し、両国の国民に具体的な利益をもたらし、地域の繁栄と安定に重要な貢献をしてきた。
丁雪祥氏は、2023年3月、習近平国家主席とアンワル首相は中国・マレーシア運命共同体の構築について重要な合意に達し、新時代の両国関係発展の新たな青写真を打ち立てた。双方は引き続き、互いに信頼し合う良き兄弟であり、共に発展を目指す良き友人であり、互いに寄り添う良き隣人であり、多国間協力の良きパートナーであり、国交樹立50周年を契機として、手を携えて中国・マレーシア運命共同体を構築する新たな旅に乗り出し、中国・マレーシア関係のより輝かしい次の50年を共同で創造していくべきである。
マレーシアのザヒド第一副首相兼農村地域開発大臣はスピーチの中で、マレーシアと中国の国交樹立50周年は重要な節目であると述べた。マレーシアは中国との協力を深め、マレーシアと中国の友好関係の永続を促進するために協力することを望んでいる。
レセプションに先立ち、丁雪祥はザヒドと会談した。双方は、中国・マレーシア運命共同体を指針とし、政治的相互信頼を固め、発展戦略のドッキングを深め、産業、科学技術、農業、人文科学などの分野での交流と協力を拡大し、地域・国際問題での意思疎通と協調を強化し、中国・マレーシア包括的戦略的パートナーシップを新たな段階に押し上げることで一致した。
レセプションは中国人民対外友好協会と在北京マレーシア大使館の共催で行われ、両国の各界から300人以上が出席した。