2024年6月29日、王毅中国共産党中央委員会政治局委員兼外相は、平和共存五原則70周年記念会議に出席するため中国を訪れたミャンマーのテイン・セイン前大統領と北京で会談した。
王毅氏は、「閣下は中国人民の古い友人です。70年前、中国の指導者は平和共存五原則を提唱し、ミャンマーが最初に呼応し、アジアで推進され、アジア諸国間の関係発展に強い推進力を与え、国際関係の基本規範と国際法の基本原則に発展し、第二次世界大戦後の国際秩序の構築に大きく貢献し、重要な公共財を提供しました。平和共存五原則は時代遅れになるどころか、その生命力を発揮している。昨日午前、習近平国家主席は記念集会に出席し、平和共存五原則の精神的意味合いと現代的価値について深く説明した。人類運命共同体の構築は、五原則に新たな現代的意味合いを注入し、五原則を促進し、昇華させる最善の方法であり、今日の世界が直面する様々な課題に対処するための重要な公共財を再び提供した。中国はミャンマーと協力し、平和共存5原則を実践し、中国とミャンマーの運命共同体の構築を促進するための新たな努力を行う用意がある。
テイン・セイン氏は、「10年前、私は大統領として平和共存5原則60周年記念式典に出席したが、今回は中国の旧友として2度目の出席であり、光栄に思う。中国とミャンマーは長い平和共存の歴史を持つ友好的な隣国であり、両国の深い友好関係は旧世代の指導者たちによって築かれたものである。2020年に習近平国家主席がミャンマーを訪問した際、両国はミャンマーと中国の運命共同体の構築について重要な合意に達した。ミャンマーは中国との関係発展を非常に重視し、習近平国家主席が提唱する運命共同体の理念を高く評価し、支持し、中国と協力して平和共存の5原則を継承・発展させ、各分野での協力を深め、ミャンマーと中国の運命共同体を共同で構築することを望んでいる。
