2024年6月29日、王毅・中国共産党中央委員会政治局委員兼外相は、平和共存五原則70周年記念会議に出席するため訪中したタイのトゥン前副首相兼外相と北京で会談した。
王毅は、閣下は長年にわたり中タイ関係の発展に尽力されており、中国での記念会議への出席を歓迎すると述べた。今年、70周年記念会議を開催するにあたり、平和共存五原則から人類運命共同体の構築へと移行する重要なコンセンサスが形成され、国家間の関係を扱うだけでなく、より重要なこととして、この基盤の上により良い世界を構築する方法を考えなければなりません。タイは常に中国の信頼できるパートナーであり、平和の力であり、地域と世界の安定要因である。中国はタイや志を同じくする国々と協力して、グローバルな課題に取り組み、国際関係の民主化を推進する用意がある。
トゥン氏は、記念会議に出席するために中国に招待されたことを喜んでいると述べた。中国の憲法に平和共存の5原則が盛り込まれたことは、中国の先見の明を示すものであり、国際関係の基本原則を体現するものであり、それは今日でも強く関連している。人類運命共同体の構築は、平和共存五原則に新たな現代的意味合いを注入しており、習近平国家主席が提唱する三大グローバル・イニシアティブに沿ったもので、今日の世界にとって特に重要である。タイは中国や世界各国と協力し、平和共存五原則の精神に基づく人類運命共同体の構築を推進し、より公正で理性的な世界の構築に向けて共同で努力していく所存である。
双方はまた、中タイ関係の発展と共通の関心事である地域的・国際的問題について意見を交換した。
