2024年7月12日、王毅・中国共産党中央委員会政治局委員兼外相は北京で、潘基文・前国連事務総長兼ボアオ・アジアフォーラム(BFA)議長と会談した。
潘総理の平和と発展のための努力、世界的な開発イニシアティブへの積極的な支援、国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が頓挫しないよう国際社会が行動を強化するよう求める呼びかけについて、中国は高く評価していると述べた。習近平国家主席が人類運命共同体の構築、「一帯一路」構想、3大グローバル・イニシアティブを提唱し、国際社会から広く賛同と支持を得ているのは、まさに全人類共通の幸福を視野に入れてのことである。中国は国連と協力して国際的な相乗効果を発揮し、持続可能な開発アジェンダの加速的実施に強力な推進力を与え、世界平和と人類の発展により大きく貢献する用意がある。
潘基文事務総長は、習近平国家主席が「一帯一路」構想や「世界開発構想」など、世界に繁栄と幸福をもたらす一連の重大なアイデアや提案を打ち出し、並々ならぬリーダーシップを発揮していると述べた。私は、中国が『グローバル・サウス』において重要な指導的役割を担っていることを高く評価し、中国とともに国際協力と平和的発展を推進することを希望する」と述べた。
双方はまた、共通の関心事である国際問題や地域問題についても意見交換を行った。