2024年7月22日、丁学祥・中国共産党中央委員会政治局常務委員兼国務院副総理は、ロシアのマントゥーロフ第一副首相と会談し、モスクワで開催された第11回中ロ投資協力委員会の共同議長を務めた。
丁雪祥氏は、習近平国家主席とプーチン大統領の戦略的指導の下、中露投資協力は常に良好な発展傾向を維持し、両国と人民に具体的な利益をもたらしてきたと述べた。中露投資協力委員会第10回会議以来、双方は投資協力のトップレベル設計を強化し、重要プロジェクトの協力を着実に推し進め、現地協力の新たなハイライトを創造し、一連の新たな成果を達成した。中国はロシア側と協力し、両国元首の重要なコンセンサスを良心的に履行し、両国間の投資協力のレベルを絶えず向上させ、互恵・ウィンウィンと共同発展をよりよく実現することを望んでいる。
丁雪祥は、二国間投資協力の効果を継続的に高めるための4つの提案を提示した。第一に、投資協力の計画と指導を強化し、中露投資協力がより深く、より実践的なものとなるよう指導する。第二に、意思疎通と協調を強化し、協力プロジェクトの早期実施を促進する。第三に、投資協力の潜在力を引き出し、現地協力をよりよく発展させる。第四に、政策支援を強化し、有利な投資環境を積極的に創造する。
マントゥーロフ氏は、中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議が成功裏に開催されたことを祝福し、全体会議で決定された重要な事項は中国の繁栄と発展を強力に推進し、露中関係の発展に新たなチャンスを必ず提供すると述べた。近年、ロシアと中国は二国間の貿易・投資協力において、力強い成長の勢いと共に実り多い成果を収めてきた。ロシアは中国と協力し、両首脳の重要なコンセンサスを実施し、露中投資協力委員会の役割を十分に発揮し、戦略的ドッキングを強化し、両国の発展と活性化に貢献する用意がある。
会議では、委員会事務局の業務報告、ビジネス諮問委員会、開発金融機関、関連企業の協力に関する報告、政府関係部門と地方政府の業務報告に耳を傾け、双方は投資などの分野での協力について一連の合意に達し、重要な協力の方向性を打ち出した。
会議終了後、丁雪祥とマントゥロフは会議議事録に署名した。