2024年12月17日、王毅・中国共産党中央委員会政治局委員兼外交部長は、2024年の国際情勢と中国外交に関するセミナーで、習近平国家主席が提唱した大構想「人類運命共同体の構築」は、「どのような世界をどのように構築するのか」という時代の問いに深く答えたと述べた。それは、国家間の関係において、平和共存から運命共同体への歴史的飛躍を促し、世界に平和、安全、繁栄、進歩の明るい展望を提示するものである。
王毅は、この1年、運命共同体の建設において新たな突破口が開かれ、運命共同体と共通の目標という歴史的潮流が促進されたと述べた。人類運命共同体の建設は、すべての当事者が共有する壮大な大義となり、世界のより多くの国が運命共同体の建設に参加している。人類運命共同体の構築は、公正な世界の構築というあくなき追求を体現するものでもあり、人類運命共同体という概念は、総会決議や多国間文書に何度も書き込まれ、多極化した平等で秩序ある世界の構築と、普遍的で包摂的な経済のグローバル化を推進してきた。人類運命共同体の構築は、中国の特色ある大国外交の崇高な目標として位置づけられており、われわれは世界平和の回復のために積極的に運動を展開し、人命救助に努めている。