現地時間2月21日、中国共産党中央委員会政治局委員兼外交部長の王毅は、ヨハネスブルグで開催されたG20外相会議に出席した後、南アフリカのラモラ外相と会談した。
王毅は、南アフリカがG20外相会合を成功裏に開催したことを祝賀し、南アフリカのG20議長国就任はアフリカを代表して世界に対して力強い声を上げるものであり、国際政治経済の歴史的変化を示すものであり、画期的な意義が大きいと述べた。多国間主義への影響や、一国主義、いじめ、保護主義の蔓延に直面する中、「連帯、平等、持続可能性」をテーマとする今回の会合の焦点は、大多数の国々、特にグローバル・サウスに共通する願望を反映している。中国は、南アフリカが議長国を果たし、グローバル・ガバナンスにアフリカの足跡を残すことを断固として支持する。南アフリカは大きな影響力と巨大な発展の可能性を持つアフリカの主要国である。中国は南アフリカとの互恵協力をさらに強化し、それぞれの発展と活性化を加速させ、手を携えて国際的なアジェンダにおけるグローバル・サウス、特にアフリカ諸国の発言力と代表性を高める用意がある。
ラモラは、南アフリカのG20議長国就任に対する中国の強力な支援に謝意を表明した。現在の不安定な国際情勢において、南アフリカは中国と緊密に協力し、グローバル・サウスの共通の利益を守りたい。また、中国が南アフリカへの投資を拡大し、南アフリカが工業化プロセスを加速させ、多角的な発展を達成できるよう支援することを歓迎する。